ブリュッセルの利点
ブリュッセルへの投資

ビジネスチャンス

19ベルギーの人口の 9% を抱えるブリュッセルは、国内の国民総生産の 19% を創出しています。ブリュッセル経済は、サービス産業を基盤としています。雇用の 88%、そして付加価値の 89% を、サービス業および他社に対しサービスを提供する企業が担っています。

ブリュッセル首都圏は、サービス産業主導の経済でありますが、同時に製造業による工業活動も維持しています。雇用の 12%、そして付加価値の 15% が、製造業部門によって生み出されています。

また、ベルギーの輸出全体の約10% をブリュッセル首都圏が担っているものと推定されます。 更に、ベルギー向け投資全体の 5 分の 1 以上がブリュッセル首都圏に集中しています。

NICT

ブリュッセルの新情報通信技術産業 (NICT) は、ブリュッセルのすべての技術活動の 50% を占めています。
ベルギーにおける NICT 事業の 3 分の 1 は、ブリュッセルで展開されています。ブリュッセルは、インターネットへの取り組みという点で、世界で十指に入る重要拠点であり、主要通信ハブという点ではトップ 20 に入る重要都市です。

  • ブリュッセルの NICT 産業の売上高の 40% を通信事業が占めています。通信事業は、雇用面でも同等の割合を占めています。
  • 通信事業の次に重要な分野は、ビジネス/オフィス機器と関連供給品の卸売りです。
  • IT サービス・ソフトウェア設計は、ブリュッセルの情報通信技術産業において 3 番目に重要な分野です。
  • ブリュッセルは E バンキングや E ビジネスの面で、他都市を圧倒する地位を築いています。

ブリュッセルにはおよそ 2,000 社の情報通信技術企業があり、約 3 万人の雇用を創出するとともに、年間 45 億ユーロの売上げを生んでいます。ブリュッセル近辺には、真の情報通信技術群(クラスター)が存在していると言えるでしょう。
今後数年間で、以下のようなトレンドが主流になると考えられています: 集積強化、相互接続性や関連適用規格に向けた進化、ワイヤレス・アプリケーション (Wi-Fi、WLAN、GPRS、UMTS)、可動性 (在宅勤務、遠隔監視、RFID ラベリング)、テレマティックス、VoIP (ボイスオーバー IP)、デジタルテレビへの移行、電子識別・認証。

最後になりましたが、忘れてはならないことがあります。それは、ブロードバンド分野での新規開発アプリケーションが、教育や医療、セキュリティの分野でも飛躍的進歩をもたらすだろうということです。

金融

bourse現在、ブリュッセル証券取引所は世界有数の証券取引所の1つに数えられています。ベルギー人は資金運用、取引処理、貿易金融の分野で世界を主導する存在だと認められています。

ベルギーは、金融と銀行業務の分野で長い伝統を誇る国です。事実、史上初の証券取引所は 14 世紀にアントワープに設立されたのです。多数の金融機関が、金融産業内で確固たる競争能力を築き上げています。その結果、Standard & Poors は最近、ベルギーの銀行システムをヨーロッパで最も競争能力と健全性があると評価しました (2004 年の格付け: AA+)。

また、ブリュッセルは取引処理の分野でも、卓越した拠点として機能しています。世界一流ブランドの本社が並ぶブリュッセルで、専門分野における確固たる経験を培ってきたのです。例えば、The Bank of New York ブリュッセル支店 (行員数 800 名以上) は、グループ内の国際保管サービスの世界的処理センターであり、The Bank of New York の世界中の顧客の証券取引の処理と事務管理機能を一手に担当しています。

ライフサイエンス

ライフサイエンス分野では、ブリュッセルは 600 社以上を抱え、7 万 4,000 人を雇用しています。

この分野で事業を展開するのは、多国籍の大手製薬会社、そして医薬、バイオテクノロジー、医療機器等の分野で先駆的事業を展開する小規模のハイテク企業です。
ベルギーには、バイオテクノロジーや製薬事業などの分野で確固たる伝統があります。現在、ベルギーには、世界的に名高い科学者、優れた研究機関や大学などで構成される堅牢なネットワークが存在しています。

3 つの医薬・製薬学部、4 つの大学病院、専門公的研究センターそして数多くの民間センター (ライフサイエンス分野で活躍する約 3,000 人の研究者も含む) がブリュッセルに拠点を構えているため、バイオ技術企業の発展にとって好ましい環境が整備されています。

比較数値

2004 年 ヨーロッパ (25) ベルギー 比率
居住者 4 億 5,500 万 1,000 万 2 %
バイオ技術企業 (2002 年) 1734 97 6%
バイオ技術雇用 (2002 年) 61.000 7.160 11 %
バイオ技術収益 (2002 年、単位ユーロ) 54 億 0,23 億 4%
バイオ技術向け資金調達額 (2002 年、単位ユーロ) 1,2 億 92,5 億 8%
バイオ技術研究開発 (2003 年、単位ユーロ) 4,5 億 0,41 億 9%

自動車           

自動車産業 (アセンブラー、サプライヤー、メーカー、輸入業者) は、ベルギー経済に対して大きな影響力を持っています。2005 年、約 90 万台の車両がベルギー国内で製造され、その 25% がブリュッセルで製造されています。自動車産業関連企業は、工業生産、物流、エンジニアリング、研究開発、情報通信技術、サービス等で積極的に活動しています。ブリュッセル首都圏域内では、約 7,000 人が自動車産業で就労しています。

6,000 人の従業員を抱える Volkswagen はブリュッセル随一の自動車産業の雇用主であり、年間 30 万台の乗用車を生産しています。自動車産業に従事するその他企業も、関連部品・機器の製造や新製品の研究開発拠点として機能しつつ業務関連サービスを提供しています。これらの企業が、自動車産業の「サプライヤー」なのです。

自動車産業の成功の一因は、最高の生産性レベルを達成するために取り組んでいる有能な地元の労働力に負うことは間違いありません。

数々の自動車メーカーが、ヨーロッパ本社としてブリュッセルに拠点を構えています。トヨタ・モーター・ヨーロッパは、ブリュッセルに 12 億 5,000 万ユーロを投資することを決めています。トヨタ・モーター・マーケティング・ヨーロッパは、すでに競争が激化しているヨーロッパにおける販売強化を図っています。また、主に緩衝装置を製造している Tenneco は、ブリュッセルにヨーロッパ意思決定センターを設立しました。

ブリュッセルは、世界中の自動車メーカーにとって、汎欧州を視座した物流・販売の統括本部の戦略的設立拠点として理にかなった選択なのです。事実、多くのメーカーが、ヨーロッパの科学・技術の十字路というベルギー首都の好立地条件を生かして汎欧州的事業を展開する中、EU 機関の膝元に代表オフィスを構えていないメーカーを見つけるのは、ほぼ不可能でしょう

ロビーイング NGO 部門

ヨーロッパの政治的首都では、1 万 3,000 人のロビイストが活動しているものと見込まれています。ブリュッセルは、アメリカ・ワシントンに次いで第 2 の規模を誇るロビイストの活動拠点です。3,000 近くの多種多様な利益集団が、ブリュッセルで活動しています。

この中には、多数のヨーロッパや国際的な連盟、数百にも上る代表各国事務所、地域・地元当局、市民連合、コンサルタント、法律事務所が含まれています。

ブリュッセルに本拠を構えることにより、これらの事務所はヨーロッパの政策決定機関に直接アクセスできるのです。

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